石川県小松市の建設会社で解体事業・土木事業・建築事業・不動産事業なら誠和建設株式会社

COLUMN

建設業とは

全国のインフラを支える産業、500万人以上の就業者を抱える基幹産業(産業別第4位)、GDPの約5.5%を占める主要産業、何よりも国民の安心・安全を造り守る民間の最前線…

という自負と誇りをもって全国の建設人は取り組んでいます。何しろ日々の業務すべてが自他の生命をかけたものです。ちょっとした不注意や不手際が事故につながる仕事です。

業界各社は改革に懸命に取り組んではいますが、「働き方改革」への道のりがとても厳しい業種の1つでもあります。

ひとたび災害が発生すれば曜日・時間に関係なく自衛隊・警察・消防・役所の方々と共にまさに命をかけて現場に一刻も早くと飛び込んでいくのです。

しかしながら、、、、、

御多聞に漏れず数多くの問題点を抱えています。いくつかについてあげてみます。

自らが招いている要因と創り上げられている要因がありますが。

自戒を込めて、何が原因なのかを少し考えてみたいと思います。

・ひと・ふた昔前までは元アウトローとか現役暴れん坊が多数就業や経営をしていた。現在はコンプライアンス遵守が原則であり、業界としても暴追協など対策・対応を取っている。しかし、実のところまだまだ完全とは言い難いところがある。自覚と覚悟をもって排除することが急務である。

・上記と重なる部分もあるのだが、傷害事件等の被疑者の職業が「建設作業員」「配管工」「解体工」等建設業関連のものである事が目に付く。確かに日々命がけの仕事であり、ストレスが溜まり易くまた気性も荒くなりがちなのだろうが、これは社会人としての意識の欠如としか言いようがない。会社での教育を含め徹底的に個々人が研鑽すべきだと思う。

・見栄を張ることが多い。以前は高級外国車や大型国産車に乗り、繁華街で豪遊・度々の海外旅行・仕事と称するゴルフ等々枚挙にいとまがなかった。1件の契約金額が多業種に比べ大きいのも一因ではと言われる。現在は一時期の建設不況によってなのか、経営陣は他業種に比べ落ち着いた振る舞いだと感じる。

・やはりハードな仕事と考えられる。肉体的には当然体を使う仕事であり、汚れ暑さ寒さにさらされる状況は変わりない。精神面については、一部には職人世界での徒弟制度のような意識・関係が残っており、一般的にパワハラと呼称されるものを受ける場面がある。また、建設業の要素である「工期の厳守」「高品質且つ満足度のある仕上り」「コストの圧縮」何よりも「安全第一」という各々があるいは矛盾する要素を追求するハードさは相当なものである。当然会社員としての共通した一般的な責務はあるうえでのことだ。これらの心身の環境改善については様々な技術開発・導入をはじめとし、改善への道を進んでいる。

・外的要因としてマスコミ受けの悪さは大きな問題点である。基本的には政府与党と国策について批判的な立場であるのがマスコミなのであろうが、「公共事業=悪」という図式はこの災害多発時代になっても変化が無い。2009年~2011年の民主党政権では発足当初我が世の春のように取り上げ、のちに時代を遅らせる暗黒の2年間の一端を担ったのは他ならぬマスコミである。その2年間の影響で多数の建設関係者が疲弊し、廃業・倒産に追い込まれたものも少なくない。しかし、未だに汚職のテーマのドラマは対象が「○○建設」となり、「悪」のイメージを植え付け続けているのである。今も昔も様々な業種で汚職は存在している。それでもである。果たしてそれは彼らの掲げる「正義」と呼べるのだろうか。「報道の自由」があるのなら「報道の公平性」も求められてしかるべきと思うが。その欠如により、ある時は「税金の無駄遣い」と叩き、ある時は「この災害は予防施設の整備不足」という。またある時は「道路工事が邪魔、混雑の原因」と声を上げ、そしてある時は「電線が地中化されていない、道路整備がされていない」と言う。信念と責任を持つことを忘れているのだろうか。マスコミの社屋も通づる道路も使用する電気・水道も全て建設業に携わる人々の汗と涙により造られたものだということを忘れないでほしい。我々もより襟を正し、誇りをもって敬意を受けられる業界人となるよう精進努力するから。

と、一気に思いが噴出してしまいました。申し訳ありません。

しかし、孫・子の代まで自らの携わったかたち有るものが残る仕事はそうそうありません。私自身も沢山の建物・道路・橋・堰堤などに囲まれ、素晴らしい仕事だと感じています。

あらゆる人たちを受入れられる懐の深い業種、それが建設業だと。あらゆる苦難にも屈しない強い心を持つ業種、それが建設業だと。

そして、この愛する国の為地域の為それを支える市民の方々のために粉骨砕身尽くす業種、それが建設業。

乱筆乱文にて。